原動機付き自転車
哲が中学生になってからだと思う、我が家にも1台のバイクがやってきた。まだまだ自転車が主役の時代だった。自転車の後輪の横にカタツムリのような形の2サイクルエンジンを積んだ自転車に乗っている方がわずかにいただけだった。
50ccの排気量をもつエンジンを積んだバイクの登場で、田舎でも一気にモータリゼーション旋風?が巻き起こった。当時バイクには満14歳で乗ることができた。講習会に参加することで、50cc以下の”原動機付き自転車”の運転許可証を発行してもらうことができた。哲も、中学2年生の夏にその許可証を取得した。
バイクのことを”原チャリ”と聞くことがある、なるほど~原動機付き自転車をこう言うのは、正しい言い方かもしれない。ゼロハンともよく聞くことがある、これも納得である。
当時、50ccの原動機付き自転車を売っていたメーカーはホンダ、スズキ、カワサキだったと記憶している。ヤマハは聞いた記憶がない。ホンダが4サイクルエンジンを積んだバイク、スズキが2サイクルエンジンを積んだバイクを出荷していた。カワサキは全く記憶がない。
我が家に導入されたのはホンダの”スーパーCub”だった。これで哲ん家の乗り物が自転車とスーパーCubの2台ととなった。
二人乗り禁止、制限速度30kmという交通規則の下、公共交通機関が汽車だけの田舎でバイクは大活躍だった。隣の浜頓別までバイクで行くこともあったし、ホッチャレ鮭の買い出しも自転車からバイクに変わった。自転車で二人乗りをやったように、一応、警察官の目を気にしながらバイクでも二人乗りはやっていた。全てにおいて、定員が不明なインドが羨ましい気にもなる・・・
我が家のスーパーCub、かなり長期にわたり活躍している。下頓別から浜猿払へ転勤時、兄貴がバイクを運びがてら、浜猿払までバイクで移動してた。浜猿払から宇曽丹の鮭の孵化場にホッチャレ鮭の買い出しに、中学3年の哲も行っている。大学生の頃には、枝幸町山臼~網走間を往復したこともあった。
それにしても”ホンダのスーパーCub"は凄いバイクだ。多少の変化はあるものの、半世紀ほど前に乗っていたCubと基本形は変わらない。走る音までも同じようだ。今でも新聞配達に使われているバイクはスーパーCubが多い。こんなに長寿な商品、他にもあるのだろうか。


Comments
バタバタ
北河内方面では”バタバタ”と呼んでいました。
当時の自転車は頑丈に出来ていましたね。荷物も相当積める
し、何より頑丈でした。
この”バタバタ”が行き渡ると、次は、三輪車の自動車が
流行したように記憶しています。ダイハツ”ミゼット”
とか言う名前とか、クロガネとかね。
Posted by: jo | April 19, 2005 at 11:12 AM